【まぜこぜエクスプレ】Vol.2
4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」。この日のことをより多くの人に知ってもらうため、世界各地のランドマークがブルーに染まる。東京タワーでもブルーライトアップ点灯式(厚生労働省など主催)が行われ、一般社団法人「Get in touch」が、イベント「Warm Blue Day 2014」を開く。どうしてこのイベントを行うようになったのか。理事長を務める東ちづるが、この日への思いを語った。
20年前のようだ
私が、4月2日は国連の定めた「世界自閉症啓発デー」だと知ったのは、2012年の初夏でした。
それまで20年以上、難病の患者さんや障がいのある人、生きづらさを抱えた人、色とりどりの人たちと一緒に活動をしてきました。けれども、2007年の国連総会で、4月2日が「世界自閉症啓発デー」に決まり、各国のランドマークをブルーにライトアップする活動が行われていることを、知る機会がなかったのです。