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きょうは世界自閉症啓発デー 低い認知度に衝撃「3年で追いつく!」 (3/4ページ)

2014.4.2 11:55

2014年4月2日の「世界自閉症啓発デー」を多くの人に知ってもらうため活動する「Getintouch」の東ちづる理事長(左から2人目)=2013年10月6日(山下元気さん撮影、提供写真)

2014年4月2日の「世界自閉症啓発デー」を多くの人に知ってもらうため活動する「Getintouch」の東ちづる理事長(左から2人目)=2013年10月6日(山下元気さん撮影、提供写真)【拡大】

  • NPO法人「東京都自閉症協会」の今井忠理事長=2014年3月27日(大川彰さん撮影、提供写真)

 当日は、バケツをひっくり返したような土砂降りの雨と強風でした。ですが、私たちの心配をよそに1400人以上の来場者が集まったのです。そこには、日本の本来の姿がありました。車いすの人、ダウン症の人、知的マイノリティーの人、セクシュアルマイノリティーの人、もちろん発達障がい、自閉症の人も。老若男女という枠を超えた色とりどりの人たち。マジョリティーもマイノリティーもないボーダーレス。まぜこぜの人たちでした。みんなでブルーキャンドルを手に歌い、リズムをとり、笑い、あっという間に時間が過ぎました。

 もちろん課題もみえましたが、新たな社会への扉も開けたのではと実感できたのです。

 はてさて、2014年の今日はどうなることやら。たくさんのまぜこぜの笑顔がつながりますように。

 気軽に自由に遊びに来てください。

 ≪「安心して参加できる場所を」 東京都自閉症協会、今井忠理事長に聞く≫

 自閉症の人たちを取り巻く環境や支援の現状について、NPO法人「東京都自閉症協会」の今井忠理事長(70)に聞いた。

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