記者会見する渡辺喜美(よしみ)氏。みんなの党代表辞任を表明した=2014年4月7日、国会内(酒巻俊介撮影)【拡大】
日本維新の会の橋下(はしもと)徹共同代表(大阪市長)は7日午前、結いの党との合流に向けた統一会派結成などの動きについて、着々と進める考えを記者団に示した。維新と結いで意見の違う集団的自衛権の問題についても「まとまると思う」と自信をのぞかせた。その強気な言いぶりは、午後に渡辺氏が代表辞任を表明することを予見しているかのようでもあった。
維新の石原慎太郎共同代表はかねて野党再編に否定的な考えを示しており、再編に慎重な渡辺氏と「戦略対話」を進めていた。この動きに大阪維新の会系をはじめとする再編積極派は不快感を示していた。
大阪系からは渡辺氏の辞任表明に対し「再編の流れは加速する」「みんなの党に残ったメンバーは丸ごと維新に合流してもらいたい」と歓迎する声が飛び交った。大阪系以外からも「渡辺さんという大きなトゲが抜けて、より大きな再編がしやすくなった」との声が上がった。