中台は双方の政権を承認していないが、2005年以来、共産党と国民党の党間で対話を進めている。
習氏は連氏に、「120年前に中華民族はやせ細って台湾が侵略された」と指摘。日清戦争(1894~95年)の勝利で日本が清朝から台湾割譲を受けたことを、「極めて悲痛な中華民族の歴史だ」と述べた。
台湾も尖閣領有を主張しているが、一方で昨年(2013年)4月には日本と尖閣海域での漁業取り決めを結ぶなど、現実的な問題解決の道も歩む。日米とのバランスの上で、対中関係で現状を維持したいのが台湾の本音だろう。
ただ、台湾が願う現状維持はいつまで続くか。拓殖大学海外事情研究所の渋谷司教授は、「台湾に対して中国は2015年末までに“第3次国共合作”への合意を迫るだろう」とみている。