サイトマップ RSS

愛しのラテンアメリカ(7)メキシコ 麻薬、貧困、差別…ゆがんだ常識 (3/4ページ)

2014.4.21 15:40

土産物屋が軒を連ねるマーケットで新聞を読む店員の女性=メキシコ・首都メキシコシ市(緑川真実さん撮影)

土産物屋が軒を連ねるマーケットで新聞を読む店員の女性=メキシコ・首都メキシコシ市(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • オープンカフェで過ごす人々=メキシコ・首都メキシコ市(緑川真実さん撮影)
  • デモで首都メキシコ市中心の大通りを閉鎖する若者ら=メキシコ(緑川真実さん撮影)
  • デモを制圧する警官隊。メキシコでは警察官は憎まれ役だ=メキシコ・首都メキシコ(緑川真実さん撮影)
  • 店舗のシャッターを閉め、様子を見守る人々=メキシコ・首都メキシコ市(緑川真実さん撮影)
  • 警官隊によって道が封鎖され途方に暮れる市民=メキシコ・首都メキシコ市(緑川真実さん撮影)
  • メキシコ・首都メキシコ市

 彼らから聞こえてくる言葉は、国への絶望そのもの。クリっと大きな目をした優しそうなホルヘは、大学を卒業しても将来は保証されておらず、より良い生活のためでなく、生きるためにアメリカ行きを選択する人もいる、と明かす。つい数日前にキューバで聞いた話と、よく似ている。「テレビをつければいつも暴力ばかりで、悲しくなる」と祖国の現状に心を痛め、「この国には不正と汚職があふれている」と肩を落とす。

 こんなに不満を抱いている人が大勢いるなら「アラブの春」しかり、「メキシコの春」を起こす動きは生まれないのか。するとロベルトが、そんな私の思いを察したのか、「反乱の芽が出ようものなら、すぐにリーダーが殺される。本当にすぐに殺されるんだって」。彼の真剣な眼差しから、メキシコ中を覆う閉塞(へいそく)感が見えた気がした。(写真・文:フリーカメラマン 緑川真実(まなみ)/SANKEI EXPRESS

フリーカメラマン 緑川真実略歴

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ