マレーシア航空機、予定の飛行ルート=2014年3月8日【拡大】
中国側のマレーシア当局に対する批判は、3月8日の行方不明直後から続き、今月(4月)12日には、5月末の両国の国交樹立40周年を記念するパンダの貸与が延期されたことが報じられた。これに対し、マレーシア側はひたすら隠忍自重のようだ。
マレーシアの英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)は4月17日付社説で、数々の非難にも関わらず「中国は敵に回せない友人だ」と世論に自制を求めた。社説はその理由として、中国が核兵器を保有する軍事大国であることや、最大の貿易相手国としてマレーシア経済の浮沈を左右することを強調し、自国の対応に問題があることも認めた。ただ、こうした不手際も「中国人家族がマレーシア当局を殺人者呼ばわりする口実にはならない。同情は無限ではない」と不快感をにじませた。