10以上もの椅子を積み上げた上ではらはらするような倒立を行ったり、ボールやクラブを使っての鮮やかなジャグリング、笑いを誘うクラウン(道化師)…。
国内外で活躍する大道芸人が一堂に会してさまざまなパフォーマンスを繰り広げるイベント「ヨコハマ大道芸2014」が4月19、20の両日、横浜市のみなとみらい(MM)21地区や伊勢佐木町などで行われた。ヨコハマ大道芸は通年で、毎週末と祝祭日、山下公園および、横浜ランドマークタワーとクイーンズスクエア横浜の間にある屋外の円形広場の2カ所で開催されているが、毎年4月に行う大道芸の祭典ともいえるこのイベントは今年9回目。日本をはじめ中国やアメリカなど6カ国から38組138人が出演し、それぞれ得意のパフォーマンスで観客を沸かせた。
横浜大道芸実行委員会事務局長の新村輝昭さん(72)によると今年のテーマは「投げ銭に消費税はかかりません!」。「芸人たちの活動源となる投げ銭をどんどんしてほしい」と話した。
MM21地区の運河パークではクラウンがにぎやかにパレードをしながら集結。横浜を象徴するランドマークタワーを背景に、アクロバットやミニサーカスショーを行った。