ここに出演したクラウンやパフォーマーのほとんどは、群馬県みどり市にある日本で唯一、サーカス教育を行う「沢入(そうり)国際サーカス学校」の卒業生。日本では珍しい大きな立方体を操る「キューブアクト」のパフォーマンスを披露したサクノキさん(26)がキューブを額に乗せたり、キューブに入って倒立ブリッジをした状態で回転すると観客から、「おおー」という歓声が上がった。関東の路上大道芸フェスティバルなどを中心に活動するサクノキさんは「横浜のイベントは初参加ですが、道も広くてやりやすい」と話していた。
≪寸分違わぬシンメトリーな動き≫
また、MM21地区にある横浜美術館前の「美術の広場」では「ULTIMATEc」と名付けられたアクロバットショーが4組によって行われた。シドニー五輪のトランポリン日本代表の中田大輔さん(40)が、トランポリン歴29年でワールドカップファイナルの優勝経験を持つ川西隆由樹さんとコンビを組んで登場。ビルより高く飛び上がって宙返りするなど2人が寸分違わないシンメトリーな動きのアクロバットを披露した。