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中間選挙 頼みは「女性大統領」 ヒラリー氏 党内人気衰えず (1/4ページ)

2014.5.6 00:00

米イリノイ州シカゴ

米イリノイ州シカゴ【拡大】

 11月4日の米中間選挙まで半年となり、ヒラリー・クリントン前国務長官(66)の役割に注目が集まり始めた。女性初の米大統領の座を目指して2016年次期大統領選に出馬するとの観測は高まる一方で、08年大統領選の予備選でバラク・オバマ大統領(52)を推した民主党の有力者にも今回はクリントン氏の出馬を待望する声が広がってきた。民主党は中間選挙でも“党の顔”としてクリントン氏の応援に期待をかけているが、その先をにらむ本人は損得勘定を慎重に思案しているようだ。

 「出馬は考え中」

 「みんなが私に(大統領選への立候補を)尋ね、勧めてくれるのはとてもうれしいし、光栄です。考えているところです」

 4月8日、米カリフォルニア州サンフランシスコでのイベントでクリントン氏は、踏み込んだ表現で立候補への意欲を示唆した。このところ政治的な発言を控えている様子がうかがえただけに、CNNテレビは「ここまで率直な発言は珍しい」と伝えた。6月10日には国務長官時代の回想録が出版される予定で、その後も出版記念イベントで全米各地に赴く予定だ。

「まもなく彼女は決断するだろうし、決断してほしい」

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