その結果、住民組織が基盤となって、子供たちの栄養状態を改善させるプログラムが成り立つようになった。子供に必要な栄養について学んだ親や地域住民は、ボランティアとして子供クラブでおかゆを作るようになったのだ。十分な調理設備などない。石を並べた釜戸で鍋を火にかけて、おかゆを作り出した。みんなの思いがいっぱい詰まったこのおかゆは、どんな栄養補助食品にも勝り、子供たちを心身ともに元気にする。
また、農業トレーニングも実施している。「鶏を大きさごとに分けて育てると、小さい鶏が餌を食べられないことがないので、鶏はみんなすくすく成長するようになったんだ。それに鶏が病気になったらどうすればいいのか今はわかった」「卵は子供の栄養にもなる。市場で売ってお金を得られるようになったから、子供を学校に行かせられるようにもなったんだ」。支援は確実に実を結んでいる。この仕事をしていて、喜びを感じる瞬間だ。
≪たくさんの「うれしいこと」を力に≫
このような支援の成果を日本で支援してくださっている方々に伝えたい。皆さまのご支援金は素晴らしいものに形を変えていることを伝えたい。
特に、学校や教育機関を通じてチャイルド・スポンサーとして支援してくれている小学生や中学生の一人一人に、スポンサーになって良かったと思ってもらえるよう伝えていかなくてはならないと感じている。