ラストに向けて「ワクワク」
学生時代からバンドを始め、就職後も活動を続けて音楽ユニット「See-Saw」としてデビュー。当時は「オペラや歌曲が好きだったので、作るのも歌ものばかりでした」。そうした中、レコード会社の企画で作ったインストルメンタル曲を聞いた市川準監督から、映画「東京兄妹」の音楽を依頼されたことをきっかけに、BGMの分野に足を踏み入れた。「人生が変わりました」。今やこの分野のトップランナー。注目の集まる朝ドラも経験して、一層の飛躍が見込まれる。
歌ものの活動も続けている。自身が中心の音楽プロジェクト「Fiction Junction」で歌手やバンドとCD制作やライブを繰り広げ、2月から4月までツアーも行った。女性ボーカル3人の音楽ユニット「Kalafina」のプロデュースや、新作アニメの音楽も手掛けて忙しい日々が続く。