「花子とアン」の音楽もまだまだ作る。「ラストに向けての音楽です。台本をできたところから読んでいるんですが、これからどうなるのかとワクワクしています」。文字だけでも胸躍らせる力を持った物語に、心を動かす音楽が乗った時、「花子とアン」の世界がどれだけの豊穣さを見せるのか。秋まで続く放送から目も耳も離せない。(谷口隆一/SANKEI EXPRESS)
■かじうら・ゆき 東京都出身、作詞・作曲・編曲を手掛けるマルチ音楽コンポーザー。1993年に音楽ユニット「See-Saw」でメジャーデビュー、2002年「機動戦士ガンダムSEED」のエンディング曲「あんなに一緒だったのに」がオリコン初登場5位。03年ソロアルバム「FICTION」リリース、04年個人プロジェクト「Fiction Junction」スタート、08年から「Yuki Kajiura LIVE」を開始し国内外でライブを展開。今年1月にアルバム「elemental」リリース、6月18日「『花子とアン』オリジナル・サウンドトラック」リリース。