九州出身の音楽アーティスト、黒木渚さん(鋤田正義さん撮影)【拡大】
トークショーとライブの2部構成で、一緒にアルバムを制作してくださったプロデューサーの松岡さんにも参加していただいた。それから、木村カエラさんやtoeといったバンドで活躍されているドラマーの柏倉さん、元マルコシアスバンプのベーシスト佐藤さん、ケラケラなどでもギターを演奏している井手上さんなど、ライブをサポートしてくださるミュージシャンの方々も一緒だった。もちろんその会場には、カメラを構える鋤田さんの姿もあった。
トークショーではアルバムの制作過程でのエピソードなどを思い返しながら完成の喜びを分かち合った。そしてライブは、ソロ後初めてのバンド形態でのパフォーマンスとなった。
アルバムのレコーディングが完了し、リリースまでの間、私は全国を弾き語りでライブしながら回った。ずっとバンドで活動していた私が最初に受けるべき洗礼だと思ったのだ、一人でもきちんとステージを完結させられるようになることは。そして、私が共演を熱望していたミュージシャンの方々とバンド形態でのライブである。楽しさが倍増していた。