DIRTY OLD MENはボーカルギターの高津戸信幸を中心に学生時代に結成されたロックバンドである。バンドの歴史は環境の変化が多く、2007年にインディーズで音源デビューし、10年にはメジャーデビューしたがその後、ドラムとベースが脱退し、新メンバーが加入して再スタートを切った。一方ではメジャーレーベルと所属事務所から移籍し、新たなレーベル、マネジメントと契約して活動している。
ここ4、5年で起きたバンドを取り巻く環境の変化について、ボーカルギターの高津戸は「ドラムとベースは結成メンバーだったこともあり、抜けた後はバンド活動をあきらめそうになりました」と振り返る。「自分は才能がないんだと痛感しました。それでも音楽にしがみつくことができたのは、周りの人の励ましです」。そうした曲折を経て、新しく強い気持ちで音楽に向き合うことを決めた。今のバンドメンバーで試行錯誤していくうちに見えてきたのは、内にこもりがちなエネルギーを、外に熱量を込めて伝えようと、手を伸ばす姿勢だった。