後任のスティーブン・スワンソン飛行士(左)と握手し、国際宇宙ステーション(ISS)の船長任務を引き継ぐ若田光一さん(右)=2014年5月13日未明(日本時間、NASAテレビから)【拡大】
若田さんが船長として過ごした約2カ月間は大きなトラブルはなかったが、思わぬ緊急事態に直面した場面もあった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると3月下旬、夜中にロシア側の設備から、火災警報が鳴り響いた。
密閉された空間であるISSでは、火災が発生すると危険な事態につながりかねない。若田さんは他の飛行士と連携し、煙が出ていないかなど異常がないことを確認した。地上とも連絡を取り結局、警報装置の誤作動と判明した。若田さんは昨年(2013年)11月からISSに滞在、ことし3月9日に第39代船長に就任した。それまでの船長はほとんど米国とロシアから選ばれ、両国以外は欧州とカナダから1人ずつだった。
第2、第3を
「何事もなく進んだというのは大きなこと」。2012年にISSに4カ月滞在した星出彰彦さん(45)は、安全運用という最大の任務を果たした若田さんをたたえた。