気温が高くなる春は多くの動物にとって出産シーズンとなる。全国の動物園で、さまざまな動物の赤ちゃんが誕生している。子供と動物は、人々の心を癒やす2大要素。動物の赤ちゃんとなると癒やし効果は倍増だ。
埼玉県東松山市の「埼玉県こども動物自然公園」では3月にキリンとヤギの赤ちゃんが、4月にはカピバラの赤ちゃんなどが誕生した。
キリンの赤ちゃんは雌で「プリン」と名付けられた。お母さんにとっては第2子。お母さんは他の動物園からのレンタルだが、プリンちゃんはこちらの動物園の所有になるという。現在体長2メートル弱、体重は90キロほど。キリンは警戒心が強く、写真を撮っていると赤ちゃんとの間に必ずお母さんキリンが割って入り、子供を守る様子が見られた。
ヤギの赤ちゃんは全部で7匹生まれた。なかよしコーナーという柵の中で放し飼いにされていて、ヤギのほか、ヒツジ、モルモット、ウサギなどの小動物と触れ合うことができる。お母さんのおっぱいを飲んだり、まわりを気にしながらチョコチョコと歩く様子には心が和む。