【韓国旅客船沈没】「セウォル号」不明者の捜索状況=2014年4月20日午後4時現在(※聯合ニュースによる)。2014年4月16日午前9時ごろ、韓国の旅客船「セウォル」号(乗客乗員計475人に訂正、6825トン)が珍島付近を航行中に遭難信号を発信した。【拡大】
談話では「仲間同士のなれ合いと民官癒着という正常でない慣行がどれほど大きな災難をもたらすか、今回の事故は見せつけた」と運航管理体制の問題点を指摘。癒着は社会全般に広がっているとして、公務員の天下り規制強化などに取り組むと表明、事故が起きた4月16日を「安全の日」にするとも明らかにした。
朴氏は民間と与野党による事故の調査委員会の設置を提案し、必要なら特別法に基づく特別検察官による捜査も行うと表明。乗客を見捨てて逃げた船長らの行動を「事実上の殺人行為」と呼び、運航会社やそのオーナー一家が「貪欲に利益を求めた揚げ句に今回の事故を招いた」と非難した。
海洋警察などは19日午後、1遺体を収容。事故の死者は287人、行方不明者は17人となった。
≪不明者家族反発 「涙の謝罪」空振り≫
朴大統領が、韓国海洋警察庁の解体という「サプライズ」を発表したのは、“責任者”の処罰で政府批判の沈静化を狙ったものだ。だが、残る行方不明者が見つかる前に、捜索に当たる海洋警察の解体を打ち出したことに不明者の家族は猛反発。外遊出発直前のぎりぎりの発表で朴氏は涙まで流したが、効果は不透明だ。