【韓国旅客船沈没】「セウォル号」不明者の捜索状況=2014年4月20日午後4時現在(※聯合ニュースによる)。2014年4月16日午前9時ごろ、韓国の旅客船「セウォル」号(乗客乗員計475人に訂正、6825トン)が珍島付近を航行中に遭難信号を発信した。【拡大】
事故はセウォル号の運航会社が恒常的に過積載運航を繰り返していたのを、海運業界と癒着した当局が見逃していたことが根底にある。しかし、朴氏は癒着問題の言及を、海洋警察と安全行政省、海洋水産省の事故対応への叱責の後に回した。癒着根絶を先送りにし、大統領権限を使えばたやすい組織改編を優先する姿勢だ。
原発営業の外遊直前
朴氏は「責任を回避している」との批判を浴びても、謝罪表明を1カ月以上ためらってきた。その朴氏が5月19日朝に談話を発表したのは、韓国が初めて原発を輸出したアラブ首長国連邦(UAE)への外遊出発が19日午後に迫ったためだ。
2009年に輸出契約を結んだUAEでは、韓国製1号機の設置記念式が20日に行われる。日本などと原発ビジネスを競う韓国にとって、大統領の出席による「営業」は欠かせない。国民に謝罪せずに国を離れれば世論が一層悪化するのは確実で、談話は出発前に出す必要があった。(共同/SANKEI EXPRESS)