先の活動家は、「トフティ氏までが逮捕され、ほぼウイグル族全員を当局の敵に回した形だ。ウイグル族の間で絶望感が広がったことが一連の事件につながったのでは」と分析している。(北京 矢板明夫/SANKEI EXPRESS)
■ウイグル問題 イスラム教徒のウイグル族が多く住む中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の分離独立をめぐる問題。この地域は1933年と44年に独立を宣言したが、49年に中国人民解放軍が進駐。55年に新疆ウイグル自治区が成立した。国営新華社系の時事週刊誌によると、自治区では2009年以来、独立運動などに絡む組織的暴力事件が毎年100件以上発生、12年は190件余りに急増した。当局は独立につながる活動を厳しく取り締まっている。(北京 共同)