翌日はチャーハンを作りました。チャーハンも驚くほどつやつやに。生姜焼きも餃子も見事にできて本当においしそう。もちろん、お味も最高です。お手入れも今のところ順調。調理後か食後にすぐ、亀の子束子で洗って拭いて乾かすと、使うたびに光ってきました。本当に洗剤は使わず、シンクの水道から出るぬるま湯で20秒くらいゴシゴシすればつるつるになるのです。
日本で発明された亀の子束子は今年で107歳。一つ一つ職人さんの手作りだそうです。亀の子束子西尾商店の公式サイトでは他にもいろんな束子が紹介されていました。次回は、亀の子束子の魅力をお届けしたいと思います。楽しみにしていてくださいね。(イラストレーター 平松昭子/SANKEI EXPRESS)
■ひらまつ・あきこ 1970年、愛知県生まれ。広告プロダクション退社後、フリーのイラストレーターに。ファニーでエレガントなイラストで人気を集め、現在は「GLOW」でコミックエッセーを連載中。「kate spade new york」日本公式ブロガー。水墨画や日舞をたしなみ、着物を愛好する。著書に「お洒落きものイズム」(グラフィック社)など。LINEのスタンプ「ラヴ&ゴージャス」が発売中。kimonosnack.blogspot.com