南米アルゼンチン南部のパタゴニア地方で、このほど白亜紀後期(約9500万年前)の地層から恐竜の化石が見つかった。パタゴニア地方のトレレウにある「エヒディオ・フェルグリオ恐竜博物館」は、大腿(だいたい)骨などの大きさから、これまで発見された中で世界最大の恐竜とみられると発表した。全長は約40メートルで、体重は約80トンと推定される。AP通信などが伝えた。
この恐竜は、白亜紀に生息していた首と尾が長く、草食の「ティタノサウルス」と呼ばれる進化型の竜脚類恐竜の一種。まだ命名されていない。
体長132フィート(40メートル)、歩行時の高さは約66フィート(20メートル)で、ビル6階の高さに相当する。また、体重はアフリカ象14、15頭分に相当するという。
化石は、パタゴニア地方のトレレウの西部にあるラフレチャの砂漠で地元労働者が見つけ、古生物学者らが調査していた。この場所では2013年1月からエヒディオ・フェルグリオ恐竜博物館の専門家チームによって発掘作業が続けられていた。
専門家チームが約150本の化石を発掘し、「非常に長い首と尾と小さな頭蓋骨を持ち、四足歩行していた」と推測。大腿骨の長さから「地上に生息してきた動物の中で最も大きかった」と結論づけた。