≪9500万年前 太古の世界に興奮≫
同じ白亜紀後期に生息し、これまで史上最大級とみられていたアルゼンティノサウルスの推定体重約70トンを上回るとみられる。アルゼンティノサウルスはかつて100トンに上るとみられていたが、最近の研究結果ではもっと軽かったと見積もられている。
ロンドン大学の古生物学者、ポール・アップチャーチ氏は「大腿骨の外周から推測する大きさは、より信憑(しんぴょう)性が高い」と話し、アルゼンティノサウルスの大腿骨とほぼ同じで外周は43.3インチ(1.1メートル)あるとした。大腿骨の長さは2.4メートルで、人間の身長をはるかに上回る。
英紙インディペンデント(電子版)によると、化石は頭部、首や尾の一部を除く部位が見つかった。
アップチャーチ氏は「少なくともアルゼンティノサウルスとほぼ同じ大きさの新種だろう」と話す。ただ、「完全な骨格は見つかっておらず、大きさ(やそれに伴う体重)を確定させるためにはさらに材料が必要だ」としている。
現存する最大の生物はシロナガスクジラで、大きいものは体長30メートル以上、体重100トンを超える。(EX編集部/撮影:ロイター/SANKEI EXPRESS)