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「人々を笑顔に」宝探し拡大 サンフランシスコから世界へ ヒントはつぶやき (2/3ページ)

2014.6.2 00:00

米カリフォルニア州サンフランシスコ

米カリフォルニア州サンフランシスコ【拡大】

 サンフランシスコでは(5月)23日以降、100ドル紙幣が入った封筒や20ドル紙幣数枚が中に詰め込まれたミニチュア人形が、各所で見つかり、1日当たりの総額は1000ドル(約10万円)ほどになる。隠し場所は、公園の植栽の中やベンチの下などさまざまで、道路標識の裏や消火栓、パーキングメーターなどに張り付けられているケースもある。ツイッターには「宝」を探し当てた市民らの笑顔の写真や現金の使い道が投稿され、さらに触発されてヒントを見た閲覧者が何十人も集まって「宝」を探している様子がニュースで連日放映されている。

 富を社会に還元

 一体、男性の正体は誰なのかという市民の関心が高まっていた中、米CNNが男性の知人を通じて本人との電話インタビューに成功。この匿名男性は年齢35~45歳の不動産デベロッパーで、米国内で上位1%に入る富豪であることが判明した。さらに最近、数千万円単位の利益が出るビジネスが成約し、富を社会に還元しようと思い立ったという。

 男性は「組織化された従来型の慈善活動ではなく、簡単にできて楽しくて創造的な方法を試したかった」と強調。「政治や宗教、ビジネスとは一切関係ない。自分の受けた恩を、今度は不特定の人たちに届けるというのが趣旨だ」とCNNに話した。

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