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指導力への疑問深めたオバマ氏「重要演説」 (2/4ページ)

2014.6.3 10:00

 一方で、米国は過去に「軍事的な冒険」を強行し、高い代償を支払ってきたと述べ、直接の脅威がなければ同盟国や友好国との「集団行動」を取ると強調。中露の覇権主義が現実的脅威となった現状でも、軍事力をちらつかせてでも路線変更を迫ることに極めて慎重な「オバマ・ドクトリン」に変更がないことを改めて明確にした。

 否めない踏み込み不足

 演説では政策の方向性を示す大づかみな“観念論”が基調となったため、具体的な案件への踏み込み不足は否めなかった。

 一度は「リセット」を宣言した対露関係や、言行不一致が批判されるシリアに関するレッドライン(越えてはならない一線)、成果が見えにくいアジア重視戦略、「核兵器なき世界」や北朝鮮の核問題。米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)の5月30日付社説は「演説で語られたことよりも、語られなかったことに考えが向かってしまう」と皮肉った。

ひとごとの対中政策

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