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【笑顔泥棒~ガールズフォト講座】定点観測撮影 (1/5ページ)

2014.6.13 17:05

雪は白いので、オートで撮影をすると暗くなりすぎる傾向があるので、明るさの補正をしながらちょうど良い露出を決めるといいでしょう=2014年2月8日(須藤夕子さん撮影)

雪は白いので、オートで撮影をすると暗くなりすぎる傾向があるので、明るさの補正をしながらちょうど良い露出を決めるといいでしょう=2014年2月8日(須藤夕子さん撮影)【拡大】

  • 同じ景色でも影の強い日と弱い日があり、一日の中でも影が移動していきます。1時間ごとに撮影するのも面白いでしょう=2014年3月11日(須藤夕子さん撮影)
  • 春の新緑がまずしい時期、やっと茶色の芝から緑に生え変わった5月の朝の写真です。工事の作業の方を左下に、娘を保育園に送っていく旦那さんの姿を入れてみました=2014年6月3日(須藤夕子さん撮影)
  • 露出を明るくし過ぎると夕方の雰囲気がでなくなり、何時なのか分からない写真になってしまうので、明るさとホワイトバランスを注意しました=2013年9月25日(須藤夕子さん撮影)
  • 縦にして、この歩道の手前と先を切ることで長く続いている道のように見えてきますね。全てを見せないことで、同じ風景でも自分の撮りたい作風に変えることがトリミングの仕方でできます=2014年3月11日(須藤夕子さん撮影)
  • 縦にして、この歩道の手前と先を切ることで長く続いている道のように見えてきますね。全てを見せないことで、同じ風景でも自分の撮りたい作風に変えることがトリミングの仕方でできます=2014年6月3日(須藤夕子さん撮影)
  • 【ポール・ニックレン写真展】海中から氷上に飛び上がろうとするコウテイペンギン。(C)Paul_Nicklen/National_Geographic_Creative
  • 【読者写真(福島県東白川郡棚倉町、石綿達郎さん)】たくさんの色が入る作品はまとまりにくく、落ち着かない印象になるケースがありますが、背景の赤が主張しすぎない落ち着いた色合いなので、手前の主役を引き立てています。青空も入って、とても爽やかな作品です。

 日記を付けられない人は、定点観測撮影をするのはいかがでしょうか? パソコンのファイルに入れておくだけで、3日に一枚でも1カ月に一枚でもいいので、1年、5年、10年と時系列で並べてみてください。比較してみることで、写っているものだけでなく、自分が時を重ねてきたという証しができ、季節を振り返ってみたり、自分自身の変化を感じられることでしょう。4枚の写真は、冬の雪の日、春の訪れを感じる3月のある日、初夏の朝、夏の夕暮れの4枚です。いずれもベランダから真下をのぞいた写真です。

 ≪オートでは暗い補正で適正露出を≫

 今年2月8日の朝、カーテンを開けると雪が降り積もり始めていました。リゾート地のような景色ですので、南国に雪が降ったような不思議な光景でした。雪は白いので、オートで撮影をすると暗くなりすぎる傾向があるので、明るさの補正をしながらちょうど良い露出を決めるといいでしょう。

 【Data】

・カメラ       Canon EOS 5D MarkIII

・絞り        5.6

・シャッタースピード 1/6

・ISO       200

・WB        太陽

影の強い弱いを追って撮る楽しさ

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