コートジボワールとの試合後、取材エリアをほぼ無言で通りすぎた本田。16日の練習後、約10分間にわたって激白。2日たってようやく自身の言葉で試合を振り返った。
敗因について、「相手の前線の選手をリスペクト(尊敬)しすぎた」と、独特の表現で分析した。要はドログバやヤヤ・トゥーレ、ジェルビーニョといった“ワールドクラス”の選手にチーム全体がビビっていたのだ。その結果、ディフェンスラインを押し上げられず、前でボールを奪って攻める得意のパターンを封じられた。チームの重心が後掛かりとなり、相手に主導権を奪われた。
本田は前半、両チームで一番の距離を走り回った。しかし、両サイドの香川(マンチェスター・ユナイテッド)と岡崎(マインツ)が、日本とは逆に高い位置取りの相手両サイドバックへの対応に追われ、本田は前線で孤立。無駄に体力を消耗するだけとなって後半は運動量がガックリと落ち、自身のミスが同点ゴールのきっかけになった。
「自分たちの信念を貫けなかったから、自分も良さが出なかった」と反省しつつも、「チームが機能しないと自分は生きない」と、奮起を促した。