分党を決めている日本(にっぽん)維新の会は6月22日、大阪市内で臨時党大会を開き、解党することを正式に決めた。7月末までに解党手続きを終え、橋下(はしもと)徹共同代表(44)、石原慎太郎共同代表(81)がそれぞれ8月中に新党を結成する方針だ。
維新所属国会議員62人のうち、橋下新党には37人、石原新党に23人がそれぞれ参加する見込み。2人は無所属で活動する。
橋下新党は「日本維新の会」の党名を継承し、新党発足に合わせて結いの党との合流を急ぐ。両党が合流すると、新党は51人になる。橋下氏は民主党の一部やみんなの党なども含めた野党再編の加速を目指す。石原新党は今月(6月)26日にも新党名を決定し、みんなの党などの議員の参加も呼びかける。
臨時党大会で、橋下氏は「トップのマネジメント不足で大変申し訳ない」と解党に至ったことを陳謝。その上で「石原氏と感覚的な違いで溝が埋まらなかった」と釈明した。東京からテレビ中継で参加した石原氏は「結(ゆ)いの党とは政治信条が全く相いれず、行動をともにすることはできなかった」と述べた。両氏は解党後も互いに連携を維持していく考えを示した。