2審大阪高裁は「再犯の恐れがあるといえるほど反省が乏しいとはいえない」と1審を破棄、懲役14年とし、最高裁で確定した。
女児傷害致死事件の上告審弁論で、弁護側は「下級審は事件の背景にある幼児虐待など、罪となるべき事実以外の事情を重視している」と指摘。検察側は「日常的な暴行の延長線上にあると評価でき、顕著な悪質性がある」としている。
最高裁の示す判断によっては、他の事案にも影響を与えそうだ。
≪厚木市 子供の安否確認徹底へ≫
神奈川県厚木市のアパート一室で斎藤理玖(りく)ちゃん=当時(5)=の白骨遺体が見つかった事件で、市や児童相談所、警察でつくる「要保護児童対策地域協議会」は6月26日、厚木市内で会合を開き、所在が分からない子供の安否確認の徹底や協議会の組織強化を盛り込んだ再発防止策をまとめた。
所在が分からない子供がいる場合、市や教育委員会が2週間に3回、異なる時間帯に家庭訪問をして子供の安否を確認することや、住民基本台帳や就学事務を担当する市職員を加えて協議会の会合を開き、情報交換を進めることを定めた。
市教委は「居所不明児童に係る対策会議」も事務局に新設、子供の転出や欠席状況の把握に努める。