テロ攻撃はその後も続いている。25日にはカブールの空港を標的にロケット弾が撃ち込まれ、被弾した付近の住宅にいた市民4人が負傷した。南部ヘルマンド州では、治安部隊とタリバンの激しい戦闘があり、25日までの5日間で市民35人と兵士21人が死亡、2000家族が避難した。タリバン側の死者は100人を超えた。
決選投票に進んだ、アブドラ、ガニ両氏はいずれも腐敗根絶やタリバンとの和解を訴えているものの、いずれもその主張には具体性を欠いている。2001年のタリバン政権崩壊後、アフガンでは内戦からの復興と民主国家建設の取り組みが国際社会の支援で進められてきたが、アフガンが抱える問題の本質は、当時から何も変わっていないといえそうだ。(ニューデリー支局 岩田智雄(いわた・ともお)/SANKEI EXPRESS)