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【中野友加里のスケーターたちの素顔】エース2人の休養宣言 「まだできる」の思い (2/5ページ)

2014.6.30 12:25

  • フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在
  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)

 さらに、女子の浅田真央選手も来季の休養を宣言。日本フィギュア界は来季、男女のエースだった2人抜きでシーズンを迎えることになったのです。

 進退考えさせられる

 06年トリノ五輪。男女を通じて日本で初めて金メダルを獲得したのが、荒川静香さんでした。惜しくも表彰台には届きませんでしたが、卓越した表現力で村主章枝(すぐり・ふみえ)さんも4位入賞を果たしました。

 2人は五輪から帰国後、自らの意思でその後の進退を決断しました。荒川さんは引退してプロの道へ。そして、村主さんは4年後のバンクーバー五輪を目指し、さらに再びソチ五輪へと目標を定めてチャレンジを続けました。いまなお現役を続けています。

 私がまだジュニアの選手だった中学2年のとき、推薦枠で初めて選ばれた全日本選手権に荒川さんも村主さんも出場していました。2人はお姉さんのような存在で、目標でもあり、トリノ五輪を目指したときにはライバルでもありました。そんな2人の決断は、私がスケート選手としての進退を初めて意識したときかもしれません。

競技見つめ直して

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