閣議決定文に「グローバルなパワーバランスの変化」という間接的な表現で示された中国の急速な軍備拡張に伴う東シナ海や南シナ海での緊張の高まりのほか、深刻度を増す核兵器や弾道ミサイルの拡散、テロやサイバー攻撃といった新しい脅威にわが国は直面している。これまでは米軍が圧倒的な力を持ち、日本はその傘の下で守られていたが、米国は内向き志向になっている。「日本は逃げ口上として集団的自衛権の制約を使ってきたが、もはやそうした態度は許されない」(政府筋)というわけだ。
抑止力にこだわっていた首相は周辺にこう語っていた。「いま集団的自衛権をやっておけば日本は今後50年安全だ」(SANKEI EXPRESS)