会見後、自社製品を持ち笑顔を見せる佐治信忠(さじ・のぶただ)会長(左)とサントリーHDの新社長に決まった新浪剛史(にいなみ・たけし)氏(右)=2014年7月1日午後、東京都港区(大里直也撮影)【拡大】
海外事業が収益源
飲料や食品分野で世界最大手のネスレ(スイス)は、13年12月期の売上高が10兆円を超える。1913年に日本に進出するなど、現在では世界約200カ国で事業を展開。売上高の約98%を母国以外で稼ぐ世界企業に成長した。世界飲料大手の米ペプシコや米コカ・コーラも早い段階で世界各地に進出し、いずれも海外事業が大きな収益源となっている。
2000年代後半には、時間をお金で買う買収で、一気に世界企業の座へ駆け上がる企業が現れた。ベルギーのビール大手インベブは08年「バドワイザー」で知られる米ビール大手アンハイザー・ブッシュを当時、約5兆5000億円で買収した。
両社が統合しビール世界最大手となったアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)の13年12月期の売上高は約4兆5300億円だ。インベブ時代の07年に比べて売上高は倍以上となった。