サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会が閉幕して1週間余り。4年に一度の祭典は、ステップアップを目指す選手たちの「見本市」として重要な舞台となったが、今大会で大きく株を上げ、この夏の欧州移籍市場で最も注目される存在となったのがコロンビア代表の新星、ハメス・ロドリゲス(23)だ。日本戦での1点を含めて5試合で6得点をマークし、大会得点王に輝いたロドリゲス。激しい争奪戦を制したのは世界屈指の名門、スペイン1部リーグのレアル・マドリードで、スペインのスポーツ紙「アス」は「(7月)22日か23日にも入団が正式発表される」と報じた。
ツイッターで大反響
ロドリゲスは7月19日、コロンビアのメデジンからマドリードへ向かう航空機に搭乗。たまたま同じ航空機に乗り合わせたファンの一人が「レアル入団が正式に決まり、発表会見に臨むためにマドリードへ向かうのだ」と早とちりし、マドリードのバラハス空港に到着後、機中でのロドリゲスの写真とともに「あすにも入団発表」などとツイッターに投稿すると、世界中のサッカーファンから大反響があった。