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座礁の豪華客船 解体へ「最後の航海」 イタリア 事故から2年半、撤去費用2070億円 (1/3ページ)

2014.7.24 08:05

イタリア・トスカーナ州沖合のジリオ島付近=2012年1月13日午後9時半ごろ

イタリア・トスカーナ州沖合のジリオ島付近=2012年1月13日午後9時半ごろ【拡大】

 2012年1月にイタリア中部ジリオ島沖で座礁し、32人の死者を出したイタリアの豪華客船「コスタ・コンコルディア号」が7月23日、イタリア北部ジェノバの解体施設に向け「最後の航海」に出発した。全長290メートル、重さ11万4000トンの巨大な船体を「ケーソン(浮き箱)」によって水に浮かび上がらせる作業が完了し、作業船による曳航が可能となったためだ。欧米メディアが23日、一斉に伝えた。

 脱出の船長は公判中

 「コスタ・コンコルディア号」は地中海西部を航路とするクルーズ船として06年に竣工(しゅんこう)した。しかし、イタリアのチビタベッキア港を出港してサヴォナ港へ向かう途中の12年1月13日夜(現地時間)、ジリオ島付近の浅瀬に乗り上げて座礁。その後、損傷した船底から浸水し、横倒しとなった。

 船はチビタベッキア(イタリア)→サヴォナ(イタリア)→マルセイユ(フランス)→バルセロナ(スペイン)→パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)→カリアリ(イタリア)→パレルモ(イタリア)を7日間かけてめぐる予定で、事故が発生したのは出航日の夕食時だった。

現在、過失致死罪などで公判中

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