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座礁の豪華客船 解体へ「最後の航海」 イタリア 事故から2年半、撤去費用2070億円 (3/3ページ)

2014.7.24 08:05

イタリア・トスカーナ州沖合のジリオ島付近=2012年1月13日午後9時半ごろ

イタリア・トスカーナ州沖合のジリオ島付近=2012年1月13日午後9時半ごろ【拡大】

 引き起こし作業は、金属タンクの頂上から海中の土台まで繋いだ金属ワイヤを慎重に引いていき、船体を少しずつ海面に立ち上げていく方法を取った。この時点でタンク内は海水で満たされていたため、船体を起こすほど、その重みが作業を助ける形となり、船はおよそ19時間で海中の土台の上に水平に立ち上がった。

 その後、船の右舷側にも同じ金属タンクを取り付け、両側のタンクに空気を注入して船を浮かせる作業が今年7月20日に完了。フランス通信(AFP)などによると、船はジェノバ港まで4日間かけて曳航され、解体作業に入るという。

 史上最大の規模

 客室数1500、レストラン5カ所、バー13カ所、劇場、ダンスホール、ディスコ、いくつものプールを備えた「コスタ・コンコルディア号」の建造費は約4億5000万ユーロ。一連の撤去作業費用は約15億ユーロ(約2070億円)に上る見込みで、客船の解体作業としては史上最大規模になる。(SANKEI EXPRESS

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