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座礁の豪華客船 解体へ「最後の航海」 イタリア 事故から2年半、撤去費用2070億円 (2/3ページ)

2014.7.24 08:05

イタリア・トスカーナ州沖合のジリオ島付近=2012年1月13日午後9時半ごろ

イタリア・トスカーナ州沖合のジリオ島付近=2012年1月13日午後9時半ごろ【拡大】

 事故が起こった12年はタイタニック号の沈没事故(1912年4月)からちょうど100年目に当たる。座礁当時、船のレストランでは映画「タイタニック」の主題歌がBGMとして流れていたことも後に乗客の証言で明らかになった。

 事故当時、船長はワイン片手に女性と食事中だったことも判明。乗客乗員を置き去りにして船外に脱出し、沿岸警備隊の「船に戻れ」との指示にも従わなかった。現在、過失致死罪などで公判中だが、昨年(2013年)10月には愛人と騒がれた女性が切符を持たずに船に乗り込んだことなどを証言している。

 船には乗客乗員約4200人が乗り合わせていたが、32人が死亡。日本人は団体旅行などで43人が乗船していたが、全員無事だった。

 ジェノバまで曳航

 島の沖合に横たわった船体を引き起こす作業は事故から1年8カ月たった13年9月に始まった。まず船体を引き起こした後曳航するまでの間、船体を支えておく土台が海中に築かれ、海面上に出ている船の左舷側の側面に、船を曳航する際に“浮き箱”として使う金属製のタンクが取り付けられた。

ジェノバ港まで4日間かけて曳航

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