エボラ出血熱の流行が疑われる国=2014年4月8日現在【拡大】
拡大の一途
今年2月にギニアから始まった今回のエボラ出血熱の感染は拡大の一途だ。(7月)25日にはナイジェリアで米国籍の40歳の男性の感染が確認され、感染国が4カ国に増えた。そのため隣接するリベリアが29日、国境封鎖に踏み切るなど、周辺国も対策に躍起となっている。米疾病対策センター(CDC)も28日、「エボラウイルスが山火事のように広がる恐れがある」との警告を発した。
「われわれ医療従事者は、一番最初に感染者と接触する。完全な防護服を着ていても感染リスクから逃れられない」
生前、カーン医師は感染への恐怖を吐露していた。医師らの命懸けによる早期治療の効果もあり、最大90%に達する致死率は60%前後に抑えられている。(SANKEI EXPRESS)
■エボラ出血熱 致死率が最大90%に達する急性ウイルス性感染症で、下痢や嘔吐(おうと)、高熱に加え、皮膚などからの出血が特徴。コウモリやゴリラ、チンパンジー、ヤマアラシなどの野生動物が感染源とされ、血液や汗、排泄(はいせつ)物などを介し人から人に感染する。今回の大流行では約1100人が感染し過去最悪の規模に達している。