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アルゼンチン 13年ぶり債務不履行 米ファンドとの協議決裂 (1/4ページ)

2014.8.1 11:25

7月30日、米ニューヨークで、債務協議に関して記者会見するアルゼンチンのアクセル・キシロフ経済財務相=2014年(ロイター)

7月30日、米ニューヨークで、債務協議に関して記者会見するアルゼンチンのアクセル・キシロフ経済財務相=2014年(ロイター)【拡大】

  • アルゼンチン債務問題の経過=2001年12月~2014年7月30日
  • アルゼンチン・首都ブエノスアイレス

 アルゼンチンの債務返済をめぐる交渉が7月30日、決裂した。2001年の債務不履行(デフォルト)時の全額返還を求める米ヘッジファンドとの協議が不調に終わり、アルゼンチンは13年ぶりに事実上のデフォルト状態に陥っている。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは、アルゼンチン国債を債務不履行の一種である「選択的デフォルト」に格下げした。

 一方、アルゼンチンのアクセル・キシロフ経済財務相(42)は記者会見で、すでに利払いのための資金をニューヨークの銀行に預けていることを理由に「デフォルトではない」と強調した。

 2001年のデフォルト後、海外債権者の約9割は全額返済をあきらめて債務再編に応じたが、一部の米ヘッジファンドは全額返済を求めて提訴。米裁判所は6月、ヘッジファンドに全額返済しない限り、国債利払いを認めないとの判断を下していた。(ワシントン 小雲規生/SANKEI EXPRESS

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