サイトマップ RSS

五輪舞台「トイレ湾」に苦情 開幕まで2年 リオ市長「浄化間に合わない」 (2/3ページ)

2014.8.5 00:02

リオのシンボル、キリスト像が見下ろす会場で始まったセーリングのテスト大会で、スタート地点に並ぶ選手たち=2014年8月3日、ブラジル・リオデジャネイロ(AP)

リオのシンボル、キリスト像が見下ろす会場で始まったセーリングのテスト大会で、スタート地点に並ぶ選手たち=2014年8月3日、ブラジル・リオデジャネイロ(AP)【拡大】

  • 2016年リオデジャネイロ五輪会場=ブラジル
  • ブラジル・リオデジャネイロのロシーニャ地区、ビジガル地区

 9日まで行われるテスト大会には日本を含む34カ国・地域から300人以上の選手が参加しているが、大会前から問題視されていた水質汚染を目の当たりにし驚愕(きょうがく)が広がっている。

 欧米メディアによると、グアナバラ湾には、周囲の15都市の住民計約800万人の生活排水が毎秒1万8000リットルのペースで流れ込んでいるという。しかも、浄水施設で処理されるのは全体の34%にとどまっており、湾の糞尿汚染値はブラジルの基準値の78倍、米国の基準値では195倍にも達している。

 湾の浄化の必要性を訴え続けてきた地元の生物学者、マリオ・モスカテリ氏が「巨大なトイレだ」と言い切る汚さだ。

 病気になる恐れ

 09年に五輪開催を勝ち取った際に、ブラジルオリンピック委員会は湾の浄化を公約に掲げ、湾に流れ込む河川の水質浄化など12項目の行動計画を策定した。米州開発銀行や日本の国際協力機構(JICA)から総額10億ドル(約1000億円)の資金拠出も受け、委員会は「五輪の開会式の日には全体の80%は浄化できている」と胸を張っていた。

衛生状況の悪い貧困地域が目立ち、手付かずの状態

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ