しかし、浄化には浄水処理施設や下水道など、W杯で遅れが問題になった競技場の建設とは比べものにならない大規模なインフラ整備が必要。周辺は衛生状況の悪い貧困地域が目立ち、手付かずの状態という。
実際、リオのエドゥアルド・シルバ市長は6月の会見で、浄化が五輪開幕に「間に合わない」と明言。セーリング競技は「湾の外の汚染されていない海域で行うべきだ」と述べた。
豪州チームのコバレンコ氏も「(当局から)選手が病気になる恐れが残っているという説明を受けた」と、驚愕の事実を明かす。
インフラ整備では、会場間を結ぶ地下鉄建設も開幕に間に合いそうもない。国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長は「(04年の)アテネより悪い。かつてない最悪の状況だ」と頭を抱えている。(SANKEI EXPRESS)