映画「トランスフォーマー_ロストエイジ」(マイケル・ベイ監督)。8月8日公開(サンダンスカンパニー提供)。(C)2014_Paramount_Pictures.All_Rights_Reserved.【拡大】
そもそもなぜ彼らは英語で会話しているのか、また宇宙の高度な技術があるはずなのに体の部品がごちゃごちゃしているのはなぜか、など突っ込みどころもありますが…。メカ好きにとっては、ケーブルとかネジとか凝縮した密度感が重要なのでしょう。巨大な母船が出現するシーンもありましたが、つぎはぎだらけでスクラップ感が…。CG製作者の労苦が忍ばれます。
3Dで迫るがれき、破壊音
ハリウッド大作としてのツボも抑えています。「CIAまたはFBIが暗躍」「ラボで新生命体を研究」「新生物の反乱」「銃撃戦」「橋を封鎖」「ビルを突き破る」「カーチェイス」といった、この手の大作に欠かせない演出は網羅。『猿の惑星 創世記』の猿がロボになってスケールが倍増した感じでしょうか…。
後半はずっと、戦乱で破壊されたがれきを3Dで浴びせられていました。バキッ!とかドゴッ!とかガシャーン!とか、常に破壊音が鳴り響き、ストレス解消にもなりそうです。ただ、気になったのは大きな正義の前では小さな被害はどうでもいいのか、ということ。罪のない庶民の家が壊され、路上の屋台が倒され、街がメチャクチャに…。それもカタストロフィーの刺激を求めるファンにとっては快感なのかもしれません。