≪イスラム国、女性数百人を奴隷化 他宗教・宗派に敵意≫
AP通信などによると、イラク政府軍やクルド人勢力と戦闘を続けるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は、ここ数日で北部モスル近郊のダムや軍関連施設など17カ所を占領したと主張している。クルドやアラブ系の複数のメディアは、イスラム国がクルド人の宗教少数派、ヤジド派の女性数百人を「奴隷」にしたとも伝えており、他宗教・宗派を敵視する偏狭な態度が際立っている。
イスラム国は今月(8月)、ヤジド派が多く住むイラク北部の町シンジャールへの攻撃を本格化。数千~数万人の住民が山岳地帯に逃げ込んだほか、女性数百人がイスラム国戦闘員にとらえられ、奴隷にされたという。
イスラム教徒を導く「カリフ制国家」を自称するイスラム国は、他宗教・宗派や、同じスンニ派でも自分たちと宗教観が違う者を「不信仰者」と断罪し、攻撃を正当化している。