ウクライナ・クリミア半島。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。【拡大】
もっとも大統領報道官や外相でなく、外務省情報出版局副局長という低いレベルで声明を出していることは、ロシアとしても「事をそれほど荒立てるつもりはない」というメッセージだ。
6日の「ロシアの声」の論評は<キエフ当局がロシアと、再びロシアの一部となってしまったクリミアにさんざん嫌がらせをしようとすることは理解できる。キエフの政治家と米国の同盟国らは未だに臍(ほぞ)をかんでいる。なぜならキエフ当局と米国の計画では、米軍基地となり、ロシアへの軍事的圧力を拡大するための前進基地になるはずだったクリミアが、目の前で突然離れていってしまったからだ。だが、ロシアとクリミアが日本に何の悪さをしたというのか? クリミアはロシアの一部となることで、日本の投資に対し、たとえばリサイクルエネルギーを含むエネルギー産業に、また観光に一層広く門戸を開放できたはずなのだ。だが、相互協力を拡大する代わりに日本は事実上、これを害するための手を尽くしてしまった。いったい何故? なんのために? 自分の第1の同盟国、米国がこれを望むという理由だけで? だが日本政府は果たして米国の外交政策が完璧なものと信憑(しんぴょう)性を感じているのだろうか?>との見方を示した。