ロシアの国家歳入の約50%は石油・天然ガスで占められ、なかでも石油の比率は高いとされる。ロシアは主力の西シベリアにおける油田の生産量が減少しており、今回制裁対象となった新規開発分野は、ロシアの石油生産量維持にとり極めて重要とされる。プーチン大統領は2012年の2度目の大統領就任に先立ち、任期中の目標として、年間5億トンの水準で石油生産を最低でも10年持続させるとの方針を打ち出していた。
ロシアは北極海やシェールオイルの石油開発では、欧米の技術に大きく依存してきた。米紙インターナショナル・ニューヨーク・タイムスによると、ロシアは北極海、深海での原油開発においては、掘削関連技術の最大6割をEUに依存しているという。