感染は昨年(2013年)12月にギニアで始まった。徐々に地域が拡大し今年6月中旬からリベリア、シエラレオネの死者が急激に増え、2カ月間で約800人が亡くなった。
WHOは(8月)8日、今回のエボラ感染は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言。世界各国の協調した対応を促している。
感染者の空路移動による感染地域拡大の懸念も高まっている。リベリアで感染した米国籍男性が7月下旬にナイジェリアに移動後に死亡。
欧米や中東、アジア各国は水際で阻止しようとエボラ熱に似た症状の患者を隔離、検査している。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪効果未知数、大量生産難しく≫
WHOが条件付きで使用を容認した開発段階のエボラ出血熱治療薬は、感染した米国人に既に投与されている。期待は高いが、実際の治療効果の有無がまだ分からず、大量生産が難しいため、西アフリカの流行封じ込めに役立つか未知数だ。