クリストフェル・ピアーソン「鷹狩道具のある壁龕」1660年代(推定)_油彩・キャンヴァス_ワシントン・ナショナル・ギャラリー_Courtesy_National_Gallery_of_Art,Washington【拡大】
Bunkamuraザ・ミュージアムの宮澤政男チーフキュレーターは、「『進化』とつけたのは、何百年も前に発想されたものを、現代のテクノロジーで展開している作品があることを知ってほしかったから」と見どころを挙げる。
さらに「いわゆる『だまし絵』が描かれるのは、見て喜ぶ人がいるからだろう。普段は美術に親しまない人が、今回をきっかけに美術に親しみ、作家たちが本当に意図したところまで理解してくれるようになればいい」と話した。(原圭介/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■「だまし絵II 進化するだまし絵 Visual DeceptionII Into the Future」(フジテレビなど主催) 10月5日まで、Bunkamuraザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2の24の1)。9月8日のみ休館。一般1500円。(電)03・5777・8600。