一方、襲撃者についてリベリア国家警察の広報担当、サム・コリンズ氏は米CNNに対し、棍棒(こんぼう)などを手にした若者がほとんどで、「エボラ出血熱を恐れ、モンロビアでの隔離施設の設置に反対していた人々による襲撃だ」と述べた。
感染地域で活動する医療従事者に対する地元住民らからの脅迫や嫌がらせも広がる。世界保健機関(WHO)は18日、「医療従事者は危険を冒して重要な医療を行っているにもかかわらず、脅迫されたり疎まれたりしている」と懸念を表明した。
「食人儀式の口実」
こうした理解不能な暴挙が起きるのには理由がある。エボラ出血熱の流行地域の住民らは、デマや根拠のない伝承などを信じており、エボラウイルスは「欧米の白人が作り出したもの」で、「医療従事者が故意に感染させている」といった陰謀説も広く出回っている。