米ミズーリ州セントルイス郊外ファーガソン【拡大】
残る対立
しかし、捜査が順調に進み、刑事責任が問えたとしても、白人と黒人の対立は残る。地域が抱える貧困や犯罪率の高さも変わらない。
ブラウンさんが射殺された現場には8月18日昼すぎ、公民権運動指導者のジャクソン師が訪れた。黒人社会の有力者だけに人気は高い。「手を上げたら撃つな」。ジャクソン師が叫ぶと、集まった全員が同調した。
17日も同じ黒人指導者のシャープトン師が現地で集会を開き、会場の教会は数百人でいっぱいになった。「公正な裁きを実現させよう」。そんな訴えに参加者が沸いた。
しかし、勢いの良い言葉に違和感を持つ人も。参加した女性の一人は地元紙に「(シャープトン師は)具体的には何も語っていない」と嘆いた。(共同/SANKEI EXPRESS)