政府の統計などによれば、デリー首都圏でのレイプ事件の届け出は13年に1636件。3年で3倍余に増えたが、1審で審理された事件の有罪率は12年が50%ほどで、13年は23%しかなかった。
インド紙ヒンズーが最近、独自に調査した興味深いデータがある。13年にデリー首都圏の1審で審理された583件を独自に調べたところ、原告が出廷しないなどの理由で公判が打ち切られて無罪となったものが2割に上った。地域社会の圧力で訴えが取り下げられたとみられるものもあったが、一部では、女性がカネ欲しさや不動産の所有権争いのために虚偽申告をしたことが明らかになった。
判決に至った残る460件のうち、異なるカーストや宗教などを理由に親に結婚を反対された男女が駆け落ちし、女性の親が告訴38%▽性的関係を持ったのに結婚の約束が履行されず告訴24%-と、男性への報復といえるケースも目立つ。これらは、ほとんどが無罪となった。