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「レイプ犯にされた」男性 インドで急増 (4/4ページ)

2014.8.22 11:20

首都ニューデリーの家庭裁判所の庭で非政府組織「家族救済協会」が開いた相談集会。レイプ事件で無罪を訴える男性らが集まっていた=2014年7月19日、インド(岩田智雄撮影)

首都ニューデリーの家庭裁判所の庭で非政府組織「家族救済協会」が開いた相談集会。レイプ事件で無罪を訴える男性らが集まっていた=2014年7月19日、インド(岩田智雄撮影)【拡大】

  • インド・マハラシュトラ州ムンバイ(州都)
  • インド・西ベンガル州コルカタ(州都)

 女性保護の後退懸念

 救済協会では、被害を訴える男性に、裁判で女性側のカネの要求には決して応じず、無罪になるまで戦うよう助言している。弁護士のアロク・ラタン氏は「法の厳格化は市民感情を反映したものだが、法はそもそも、そうあるべきではない。今の法律は、男性にあまりにも厳しい。虚偽の訴えが明らかになっても通常、女性側は罪に問われない」と指摘する。

 救済協会の調整役、アミット・ラカニさんは「逮捕された男性は、仕事を失ったり、社会的名誉を傷つけられたりする。性犯罪や性的いやがらせを取り締まる法律に至っては、被害者を女性だけに限定しており不公平だ」と訴えた。

 ただ、インドで凶悪なレイプ事件が多発していることも事実だ。ジャワハルラル・ネール大のスネハ・バナジー上級研究員は「男性人権団体の運動によって、女性を暴力から守るための法律が弱体化されるべきではない」と、本来の女性保護の取り組みが後退することを懸念している。(ニューデリー支局 岩田智雄(いわた・ともお)/SANKEI EXPRESS

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